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王者制度とレーティングシステムを休止します

 これまで順位に意味を持たせ、レーティングに反映させてきました。でも明後日の公式戦からは、順位にまったく価値を持たせない形に変更します。

 

 順位に価値を持たせることに疑問を感じてきたからです。理由は以下の通りです。

 

①たいていのボードゲームのルールブックには、勝利条件は記載されている。しかし、勝利条件はあれど、1位の次が2位で、その次の人が3位になりますみたいなことが、大半のゲームでは書かれていない。書かれてないゲームは、書かれていないからには順位を付けないことが本分であると解釈する。

 

②もし順位に価値を持たせるなら、例えば2位なら、単に勝利点の順で2位ではなく、2番目に勝利が近かった人を2位とするべきである。
 例えばカタンで、あと1手で勝ちだったが、最後に道賞を奪取されて負けた場合、7点になる。あと1手で勝てていても7点で、最下位ということはよく起こり得ることである。

 一方で、9点まできていてもそこからが手詰まりで、あと1点が非常に遠い場合もよくある。点数的には2位であっても、勝負で考えた場合、あと一手まで迫りながらも7点に下がって負けた人の方が勝利に近かったわけで、その人こそ2位とすべきである。

 

 もっとひどいのは故意の2位狙いである。普通は下位の者がトップに包囲網を敷いて引きずりおろすことが勝つためのセオリーである。しかしここでトップを泳がして自分より下位の者を叩いたならば、容易に2位にはなれるかもしれないが、それこそもっとも勝利から遠く、本質的には最下位で然るべきことである。

 

また、勝つには往々にしてリスクをとらなければならないが、それがためにこけて最下位になる場合も多々ある。逆にリスクを避ければ他がこけてくれて自分は絶対に勝てないが無難に2位に収まってしまったりもする。

 

 そういった理由から、マラソンやモータースポーツなどのスポーツの競技とは違って、ボードゲームは順位に価値を持たせることは無理があると思われる。

 

 だから今後はレーティングは休止して、単純に勝ち負けだけでいきます。それに伴って王者制度もいったん休止にしますので、よろしくお願いします。